4カ月後の卒業パーティー

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 今年の3月に起きた震災は、余りにも多くの尊い命を奪い、今だに行方の分からない方もたくさんいます。 被災地から遠く離れた東京でも、日常生活に少なからぬ影響を受ける事となりました。 そして、今まで私たちが当たり前のように過ごしてきた生活の「便利さ」や「無駄さ」を考え直す切欠となりました。 学校の危機管理の力が足りず、皆さんは卒業を間近に控える中、逃げ出すよう学校を去らざるを得なかった事が悔しかったと思います。 私たちも、皆さんの卒業式と卒業パーティー を行えなかった事が、本当に心残りでした。
 あれから、あっという間の4カ月が過ぎました。 新しい生活のスタートを切った皆さんの顔が見たくて、私たちはこのパーティーを企画しました。 久しぶりに顔を合わせてみれば、懐かしい思い出が甦り、新しい世界の生活を満喫する皆さんに、母校としての誇らしさを感じると共に、ほんの少しの嫉妬を感じ、「相変わらず変な日本語を話すなぁ、また大原に戻っておいで」などと、意地悪な事を言ったりもしました。 本当は“いつまでも近くに居て欲しい”というのが本当の気持なのです。
 当日は、たくさんの卒業生が集まってくれて、本当に嬉しかったです。 東京から遠く離れ、パーティーに参加できなかった皆さん、お元気ですか? お会いする事が出来なくてとても残念でしたが、私たちは今でも皆さんと過ごした日々を鮮明に覚えています。 皆さんが今過ごしている新しい生活の中には、楽しいだけではなく、少なからぬ戸惑いや悔しい思いが有るかも知れません。 でも、大原で過ごした日々の事を思い出してください。 その戸惑いや悔しい思いは、問題を一つ一つ乗り越えて来た、そして多くの事を理解してきた結果、感じられる思いなのです。 皆さんなら、またきっと克服出来るはずです。 何かあれば、私たちはいつでも相談に乗ります。 「私たち大原日本語学院はいつまでも皆さんの日本の家で、あなたの家族でいたい」 そう思っています。






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